
常備菜|きのこを使った常備菜 オイル漬けなどアレンジ自在レシピ4選
年中手に入るきのこはお手頃なものも多く、食卓には欠かせない食材ですよね。一方で、1回で使いきれなかったりすると、冷蔵庫で中途半端なきのこ達がしなびてしまっていることも…
今回は、そんなきのこを常備菜にするメリットと、レシピをまとめてみました!
きのこを常備菜にするメリット
常備菜メリット01|日持ちさせられる
きのこは、お手頃で手に入りやすい反面、使い切れずに余らせてしまうと、すぐに傷んでしまいます。特に足が早いえのきなどのきのこはあっという間に腐ってしまうことも。
常備菜として加熱調理し、冷蔵庫で保存すれば3日〜1週間程度日持ちさせることができます。
常備菜メリット02|栄養価・旨みが増す
きのこはオイルと合わせることで、栄養価の増す食材です。さらに栄養価だけでなく、常備菜としてあらかじめオイルと合わせておくことで、生の状態から調理するよりも、きのこのうまみ成分が溶け出します。より一層美味しさを感じられ、料理に深みを出すことができるのが嬉しいポイント。
また、味噌などの発酵調味料と合わせると、旨味の相乗効果も。きのこの常備菜をうまく活用すれば、単体で楽しめるだけでなく、料理のレパートリーも広がりますよ。
アレンジ自在!きのこの常備菜4選
きのこのオイル漬け

いろんなキノコが余っている時にもおすすめの定番のオイル漬け。
オイルにもきのこの旨味がたっぷり出るので、きのこだけでなく、残ったオイルも炒め物に使ったりと、まさに余すことなく楽しめます。
パスタにも便利な常備菜、ハーブ香るきのこのオイル漬け
https://shuju.jp/recipe/365.html
きのこの山椒味噌漬け

きのこの「漬け」はオイルだけじゃない!味噌漬けもおすすめです。
あまったきのこを炒めて味噌と調味料と和えるだけの簡単レシピ。ごはんのお供や、おむすびの具にしても絶品!
山椒なしのシンプルな味噌漬けでも美味しいですよ。
ごはんのお供にもぴったりの常備菜、きのこの山椒味噌漬け
https://shuju.jp/recipe/378.html
えのきのオリーブオイルドレッシング

きのこの中でも特にお手頃なえのきは、細かく刻んだオリーブオイルのドレッシングにするのがおすすめ。レンジで簡単にできるのに、葉物だけのサラダもぐっと美味しさが増しますよ。
旨味たっぷり!いつも常備したい、えのきのドレッシング
https://shuju.jp/recipe/380.html
椎茸の軸のペースト

割いたり切ったりが面倒だったり、食感が苦手な方は罪悪感に苛まれながらも捨ててしまいがちな椎茸の軸は、冷凍庫でコツコツ貯金して、まとめてペーストに。
冷蔵庫に入れておくと程よく固まってパンなどにも塗りやすい、旨味の詰まった美味しいペーストができますよ。
旨味たっぷりの椎茸の軸で作るペースト
https://shuju.jp/recipe/381.html
定番のオイル漬けだけでなく、様々なかたちで楽しめるきのこの常備菜。
今回紹介した常備菜レシピだけで、少なくともパスタ・おむすび・サラダ・パン…のお供になるし、炒め物・和え物・ソースなどにすればレパートリーはもっと広がりますよね。
賢く保存すれば「冷蔵庫に何もない!」という時にも簡単に1品つくることができるので、おすすめの常備菜です。
きのこ常備菜は健康面でもよいことが
うまみ調味料なしで、シンプルに食べる
汁物を作る時などには「とりあえずだしの素を入れてしまう」という方も多いと思いますが、ぜひ一度、うまみ調味料を入れる前にシンプルな調味料だけで味見をしてみてください。
きっと、「素材から出る出汁や旨味だけで十分だった!」と感じると思います。
例えば、きのこ・葉物・魚・皮ごとの根菜などの食材をうまく組み合わせれば、きのこのグアニル酸の旨味と葉物の甘み、具材の魚や根菜からもたっぷりとうまみが出て、鰹出汁すらなくても美味しくできてしまいます。
私も昔は、とりあえずコンソメやだしの素を使っていましたが、きのこの料理をしていると、その旨味のポテンシャルにいつも驚かされます。
そんなきのこを常備菜にしておくことで、簡単に、シンプルに、健康的に旨味をプラスした食卓が楽しめますよ!
そのまま食べるだけでなく、調味料や出汁のようにも活躍するきのこの常備菜、ぜひ試してみてくださいね。