柿と炙り鰹のミントサラダ
RECIPE

柿と炙り鰹のミントサラダ

脂ののった戻り鰹が旬を迎え、美味しくなる季節。定番の鰹のタタキも美味しいですが、同じく旬の秋の味覚の果物、柿と、フレッシュなミントの香りのサラダもおすすめです!




材 料

生鰹
1冊(さく)
柿(甘めがおすすめ)
1個
ミント
ひとつまみ
小さじ1
大さじ2
レモン汁
大さじ0.5
オリーブオイル
大さじ1
胡椒
お好みで

作り方

01|ミントビネガーをつくる

材料のミントを軽くちぎってお酢に漬け込み、ミントビネガーを作ります。
※写真は多めに保存瓶に仕込んだもの。

02|鰹の冊を炙る

鰹の両面に分量の塩をまぶし、10分ほど置いて、出てきた水気をキッチンペーパーなどで拭き取ります。耐熱皿の上に乗せ、ガスバーナーで(無ければ串を売ってコンロの上で)表面にうっすら焦げ目がつくまで炙ります。
炙った鰹は粗熱が取れたらラップをして冷蔵庫で冷やします。

03|柿をレモン汁で和える

柿を8等分のくし切りにして皮をむき、種を取り除き、レモン汁であえておきます。

04|鰹を切って柿と和える

冷蔵庫で冷やした炙り鰹を8mm程度にスライスし、柿、ミントビネガー、オリーブオイル、胡椒で和えます。お皿に盛り付け、フレッシュミントをあしらったら完成。

初鰹と戻り鰹。年に2回の鰹の旬

鰹の旬は、春の「初鰹」と秋の「戻り鰹」の2種類があります。

春が旬の初鰹はまだ若い鰹で脂がほとんどなく、さっぱりと締まった赤身が特徴。あっさりとした味わいを楽しむことができます。

一方、秋が旬の戻り鰹は、黒潮に乗って小魚をたくさん食べることで丸々と太っており、脂ののったピンク色の身が特徴です。初鰹に比べて脂の甘みを感じられます。

今回のレシピは、そんな脂ののった戻り鰹をミントとビネガーでさっぱりと、さらに柿の優しい甘さで味わえるように組み合わせてみました。

旬の食材同士は相性がよいことも多く、また、「甘みを足したいから砂糖」ではなく、食材の組み合わせで足りない味を補うようにすると、思いもしなかった美味しさに出会うことができますよ!