
八角香る、きゅうりの醤油漬け
夏になると瑞々しい野菜が特に美味しく感じます。サラダや漬物など、食卓にきゅうりが欠かせない人も多いのでは?
不揃いなものがお手頃にたくさんまとめ売りされていたり、中には大量にもらったりして消費に困るという方もいるかと思いますが、そんなときにぜひ作っていただきたいのが、きゅうりの醤油漬け。「きゅうりのきゅーちゃん」として食べたことがある方が多いと思いますが、自宅で簡単に作れる漬物です。
シンプルでも美味しいのですが、今回は八角の風味を効かせて。ごはんのお供にはもちろん、おつまみにもぴったりな大人のきゅーちゃんです。
材 料
作り方
01|きゅうりを塩もみする

きゅうりを5mm程度の輪切りにし、塩もみをして30分ほど置いたら水で塩を洗い流します。
02|調味料を沸騰させる

材料の★の材料をフライパンなどに合わせ、火にかけて沸騰させます。
03|調味液にきゅうりを入れる

沸騰した調味液にきゅうりと、千切りにした新生姜を入れて1分ほど煮立てて一度火を止め、そのまま30分ほど置きます。
04|再度沸騰させる

30分置くと、少しきゅうりがしんなりとしています。再度フライパンを火にかけて、沸騰したらまた1分ほど煮立て、火を止めます。そのまま置いて粗熱が取れたら完成。瓶などの保存容器に入れます。
買ったものしか食べたことない方も多いかもしれませんが、実は簡単に作れて日持ちもするきゅうりの醤油漬け。
かつてはきゅうりがたくさん採れる夏場に塩漬けにしたものを、冬場に塩抜きして醤油の調味液に漬けていたものがはじまりと言われている保存食。今でこそ年中きゅうりは食べられますが、夏にしか採れなかったきゅうりをそんな風に保存していたなんて驚きですよね!
今は輸送運搬の技術も、冷蔵保存の技術も発展して、食べ物の保存が簡単にできるようになっていつでもほしいものが買えますよね。
その中でも、旬のものを食べることと、上手に保存して無駄なく長く食べること、どちらも楽しむことができるのは、この上なく豊かだなあと私は思うのです。